エギングで釣れないのは才能じゃない|釣りに10回通って0匹だった初心者が見直した前提の話

釣り

「もう10回くらい通ってるのに、1匹も釣れない」──これ、エギングを始めた頃の僕そのものです。

シャクリの動画を何本も見て、見よう見まねで練習して、それなりにサマになってきたと思ってたのに釣果はゼロ。正直、自分にはセンスがないんだろうなって本気で思ってました。

で、ある日気づいたんです。そもそもイカがいない場所で投げ続けてたってことに。技術の問題じゃなかった。前提が間違ってた。

この記事では、僕が実際にハマっていた「構造的な失敗」と、それをどう修正して最初の1匹にたどり着いたかを書いていきます。

何回投げても釣れない──それ、イカがいない場所で努力してませんか?

エギングで釣れない理由として「シャクリ方が悪い」「アクションが単調」みたいな技術論をよく見かけるんですが、初心者にとってもっと深刻なのはポイント選びのミスだと思っています。

僕の失敗がまさにそれで、「広くて投げやすい堤防」を選んでたんですよね。キャストしやすいだけで、潮通しも悪いし常夜灯もない。墨跡(イカが釣れた痕跡としてコンクリートに残る黒い汚れ)すら見当たらない場所で、2時間シャクり続けてました。

場所を選ぶときに見る3つのサイン

現場に着いたら、まず確認してほしいのがこの3つ。

  • 墨跡があるか:足元のコンクリに黒い染みがあれば、直近で誰かが釣ってる証拠
  • 常夜灯が海面を照らしているか:夜のイカは光に集まるベイト(小魚)を追って寄ってくる
  • 潮が動いているか:海面にヨレや流れがあるポイントはプランクトンが溜まりやすく、イカも寄りやすい

意外だったんですが、場所を変えただけで初めてアタリが出たんです。技術はほとんど変えてない。

季節と時間帯のズレが致命的

アオリイカは年魚(寿命約1年)なので、時期によって個体のサイズも居場所もまったく違います。秋は新子(子イカ)が浅場にいるから比較的釣りやすいし、春は産卵を控えた親イカが藻場の近くに寄ってくる。真冬は深場に落ちるので岸からはかなり厳しい。

時間帯も朝マズメ・夕マズメ(日の出前後・日没前後の薄暗い時間帯)が圧倒的に反応が良くて、昼の快適な時間に行ってた僕は、そりゃ釣れないよなと。こちらの記事でも季節ごとの傾向が整理されているので、あわせて読むと理解が深まります。

底が取れない・アタリが分からないのは感覚じゃなくライン管理の問題

底が取れない・アタリが分からないのは感覚じゃなくライン管理の問題

「着底が分からない」「アタリが取れない」──僕もずっとこれに悩んでました。原因はほぼラインの選び方と管理のしかたでした。

PEラインの色分けを使って「見る」

最初に使っていたPEラインは単色で、どれだけ沈んだかさっぱり分からなかった。よつあみ G-soul X8 アップグレード PEに替えてから、10mごとの色分けで沈み具合が目で追えるようになりました。ラインが「フッ」と弛む瞬間が着底のサイン。感覚じゃなくて視覚で拾えるんです。

リーダーにはヤマシタ フロロショックリーダーを使ってます。フロロカーボンはPEと比べて沈みやすく、根ズレにも強い。エギングではほぼ必須の組み合わせですね。

アタリの後に即アワセすると抜ける

初心者あるある、僕もやってたんですが、「あ、何か触った!」と思って即合わせすると、だいたいスカります。イカはエギを抱き込むまでにワンテンポある。ラインにテンションをかけたまま「聞く」ように竿先を持ち上げて、重みが乗ったらスイープ(竿全体で横方向に合わせる動き)するほうが乗りやすい。

風が強い日はエギの重さを変える

風が強い日や潮流がきつい釣り場だと、3.5号のエギでも底が取れないことがあります。ヤマシタ エギ王K シャローのような沈下速度の遅いタイプから、ダイワ エメラルダス ダートIIのノーマルタイプ、あるいはディープタイプまで、状況に合わせて重さを切り替えるだけで底取りの感覚がガラッと変わります。

僕は最初、エギを1種類しか持っていかなくて、「今日は底が取れない日だな」で終わらせてました。今思うと、道具の選択肢がなかっただけの話です。

最初の1匹を獲るための道具と現場チェック

最初の1匹を獲るための道具と現場チェック

投げる前に確認する5項目

僕が今エギングに行くときは、キャストする前にこの5つをざっとチェックしてます。

  1. 墨跡・釣り人の有無(ポイントにイカが寄ってる気配があるか)
  2. 時間帯(マズメ時かどうか)
  3. 潮の動き(潮汐表をスマホで確認)
  4. エギサイズ(秋の新子なら2.5〜3号、春の親イカなら3.5号)
  5. 風向き(追い風なら飛距離が出る、横風だとラインが膨らんでアタリが取りにくい)

1時間投げて何も反応がなければ、ポイントを移動する判断をします。粘ることが正義じゃないって、0匹を重ねて学びました。

失敗から選んだ道具たち

ロッドはシマノ セフィアBB S86Mを使ってます。長すぎず短すぎず、シャクリの動作が疲れにくいのが決め手でした。最初にもっと安い竿を買って、ティップが硬すぎてアタリを弾いてた失敗があるので、ここはケチらないほうがいいです。

リールはダイワ レブロス LT2500S-H。エントリーモデルとしては十分な軽さとドラグ性能で、人によっては物足りないかもしれないけど、最初の1台としてコスパは抜群だと思ってます。

エギはヤマシタ エギ王LIVE 3号をメインに、カラーを2〜3パターン持っていくのがおすすめ。ナチュラル系(金アジとか)と派手めのオレンジやピンクを両方入れておくと、反応が悪いときに切り替えられます。

安全面の注意──釣果より大事なこと

夜のエギングは釣果が上がりやすい一方で、足元の危険が増えます。テトラの上や磯場でのエギングでは、滑落事故が実際に起きています。ゼクサス ZX-R730 ヘッドライトのような明るいライトは必ず装備してください。

磯やテトラ帯は根掛かりリスクも高いので、初心者のうちは足場の良い漁港の堤防から始めるのが無難です。春の磯で大物を狙いたい気持ちは分かるんですが、まずは安全な場所で1匹釣る経験を積んでからでも遅くないです。

まとめ

僕がエギングで最初の1匹を釣るまでに一番遠回りしたのは、シャクリの練習でも道具選びでもなく、「イカがいない場所・時間帯に通い続けてた」ことでした。

ポイント選び、季節と時間帯、ラインの管理。この3つの前提を見直しただけで、それまでの10回が嘘みたいにアタリが出るようになった。釣れない理由、実は技術じゃなくて前提のほうにありませんか?

もし今「自分にはセンスがない」って感じているなら、一回だけ場所と時間を変えてみてほしい。たぶん、それだけで景色が変わるはずです。


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こんな方におすすめ商品(Amazonで見る)メリットデメリット
着底が分からない問題の解決よつあみ G-soul X8 アップグレード PE✅ 色分けで沈み具合が目で追える⚠️ 単色PEより価格がやや高い
アタリ感度と根ズレ対策ヤマシタ フロロショックリーダー✅ 沈みやすく根ズレに強い⚠️ 交換頻度が高くコストがかかる
風・潮流時の底取り困難の解決ダイワ エメラルダス ダートII✅ 沈下速度が適切で状況対応できる⚠️ エギを複数持つ必要がある
風が強い日のエギ選択肢確保ヤマシタ エギ王K シャロー✅ 沈下速度が遅く軽い状況に対応⚠️ 浅場専用で深場では使えない
着底検知とアタリ取り能力向上シマノ ルミオス B65ML✅ 感度が高く細かいアタリが分かる⚠️ 初心者には扱いが難しい場合がある
ポイント選定時の墨跡確認補助がまかつ ラグゼ エギング✅ 足元の視認性が高い懐中電灯機能⚠️ 釣り用ではなく補助ツール

⚠️ 安全注意(水辺): 水辺での釣りは転落・水難事故のリスクがあります。ライフジャケットの着用を強くお勧めします。天候・潮汐・増水時には釣行を中止してください。

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