「霞ヶ浦ってワカサギ釣れるの?」って、最初に聞いたときは自分もそう思いました。ワカサギといえば山上湖のドーム船、みたいなイメージが強いじゃないですか。でも実は霞ヶ浦って全国有数のワカサギ漁獲地で、しかも陸からもボートからも狙える。茨城に釣りで訪れた際、現地の釣り人に教わって初めて知ったんですよね。
ただ、霞ヶ浦特有の「潮」や水位変動の仕組みを知らずに行くと、正直まったく釣れない。自分がまさにそうでした。この記事では、その失敗も含めて霞ヶ浦のワカサギ釣りで初心者が押さえるべきことを書いていきます。
霞ヶ浦のワカサギ釣りが初心者に向いている理由

霞ヶ浦は日本で2番目に大きい湖で、もともと海とつながっていた汽水湖です。現在は常陸川水門(通称・逆水門)で海水の流入がコントロールされていて、ほぼ淡水に近い環境。ここが他のワカサギ釣り場と決定的に違うところで、水門の開閉による水位変動が釣果を大きく左右します。
シーズンは7月の解禁から翌年1月20日頃まで。ただし本格的に数が出るのは10月下旬〜12月上旬で、水温が15℃を下回る頃から産卵を意識した群れが岸際に寄ってきます。10cm前後の食べごろサイズが短時間でまとまって釣れることもあって、初めてのワカサギ釣りにはちょうどいい。
なお、1月21日から2月末日まではワカサギの採捕禁止期間なので、時期は必ず確認してから行ってください。
アクセスは土浦駅から車で10分圏内にポイントが点在していて、都心から常磐道で1時間半程度。土浦港周辺や霞ヶ浦総合公園の護岸は駐車場もあり、初めて訪れるにはちょうどいい場所です。
初心者がつまずく「潮」の読み方と水位変動のクセ

で、これがけっこう曲者で。「霞ヶ浦に潮なんてあるの?」って思いますよね。厳密には海の潮汐とは違うんですが、常陸川水門の放水スケジュールや利根川の水位変化によって、湖の水位が日に数十cm動くことがあります。これが魚の活性や居場所に直結する。
自分が初めて茨城の霞ヶ浦を訪れたとき、潮見表も水位情報もまったくチェックしないで行きました。結果、朝イチで水位が下がるタイミングに当たってしまい、岸際の浅場がカラカラ。ワカサギの群れは沖に出ていて、ノベ竿じゃまるで届かない。3時間粘ってゼロ。正直、心が折れかけました。
水位の変動は国土交通省の水文水質データベースや霞ヶ浦河川事務所の情報で確認できます。狙い目は水位がじわじわ上がるタイミング。水が動くと岸寄りにベイト(エサになる小さな生物)が流されて、それを追ってワカサギも寄ってくるイメージです。
もうひとつ、茨城ならではの注意点が「風」。霞ヶ浦は遮るものがない広大な湖面なので、北西風が吹くと湖面が荒れます。ボート釣りの場合、風速5m以上はかなり危険。逆に、風が岸に向かって吹いているときはワカサギが岸際に押されてきやすいので、陸っぱりにはチャンスだったりする。この風と水位の組み合わせが読めるようになると、釣果が一気に変わりました。
ボート釣りの始め方と陸っぱりとの使い分け

霞ヶ浦のワカサギ釣りって、実は陸っぱりがメインなんですよね。霞ヶ浦の陸っぱりワカサギ釣り入門にも詳しく書かれていますが、港や水門周辺にワカサギの群れが寄るタイミングを狙うスタイル。
ただ、群れが沖にいる日はボートが圧倒的に有利です。土浦港周辺や麻生漁港エリアにはレンタルボートを扱う店舗があり、バス釣り用がメインですがワカサギ狙いでも利用可能。料金は1日3,000〜5,000円程度で、予約は電話が基本。
ボートで出る場合のポイントは、水深2〜3mのブレイクライン(急に深くなるところ)の周辺。魚探があれば群れを見つけやすいですが、なくても水面にワカサギが泳ぐ波紋が出ることがあるので、それを目安にするといい。
これ、意外だったんですが──ボートでのアンカリングが甘いと、風で流されてポイントからどんどんズレます。自分は最初、アンカーの重さが足りなくてボートが回転し続けて、釣りどころじゃなかった。あの日は完全にアンカー選びの判断ミスでした。
陸っぱりの実績ポイントは清明川河口や和田岬沖の護岸沿い。霞ヶ浦でのワカサギ釣り入門解説も参考になるので、行く前に目を通しておくといいです。霞ヶ浦のわかさぎ漁の様子を知っておくと、トロール船が操業しているときに群れが港に逃げ込んでくる仕組みも理解しやすくなります。
失敗を減らすタックルと道具の選び方
タックルに散財した時期があって、そこで学んだのが「霞ヶ浦のワカサギ釣りは道具がシンプルなほど釣れる」ということ。
陸っぱりならダイワ 波路 硬調 45SRのような4.5m前後のノベ竿が扱いやすい。チョイ投げで沖を狙う場合はシマノ ルアーマチックS76ULのようなライトロッドにシマノ セドナ C2000Sクラスの小型スピニングリールを合わせれば十分です。ラインはよつあみ G-soul X4 Upgrade 0.8号あたりのPEが感度も良くておすすめ。
仕掛けはささめ針 ワカサギ仕掛け 速攻マルチ5本鈎の市販品で問題なし。最初から自作に走る必要はまったくないです。エサは紅サシか赤虫が定番で、1パック200〜300円。
一個だけ言うとしたら、防寒対策だけはケチらないでほしい。12月の霞ヶ浦は風が吹くと体感温度が一桁前半まで落ちます。自分は薄着で行って2時間でギブアップしたことがあるので…。ボートだと逃げ場がないからなおさらです。
釣ったワカサギを鮮度よく持ち帰るためにダイワ クールラインα S1000Xのような小型クーラーボックスは持っていったほうがいい。天ぷらにすると最高なので、持ち帰りの準備はしておきたいところ。人によってはジップロックと保冷剤で済ませる方もいますが、数が釣れたときに容量不足で困る場面を何度か見ました。
釣れない日が続いて「道具が悪いのかな」と悩むこともあると思いますが、霞ヶ浦のワカサギは群れが回ってくるかどうかが8割。道具よりタイミングと場所です。水位変動と風向きのチェック、これだけでだいぶ変わります。
まとめ
霞ヶ浦のワカサギ釣りは、山上湖のドーム船とはまったく違う面白さがあります。水門放流による水位変動を「潮」として読む感覚、風とワカサギの群れの動きの関係、トロール漁船との共存──茨城を訪れて初めて知ることばかりでした。
正直、最初の釣行は惨敗だった。でも水位と風を意識するようになってからは、2回目の訪問で50匹超えを達成できたんですよね。特別な道具は要らないので、まずはノベ竿1本とオーナー ワカサギ仕掛け 時短キツネ6本あたりの仕掛けだけ持って、秋〜冬の茨城・霞ヶ浦に足を運んでみてください。群れに当たったときの「鈴なり」の感覚は、一度味わうとクセになります。
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| ボートから沖の魚群を見つけられない | ガーミン STRIKER Vivid 4cv | ✅ 水深・魚の位置が画面で明確化 | ⚠️ 初心者には操作習得に時間要 |
| 水位変動タイミングを現場で把握困難 | ダイワ アクティバ 水位計付き深度計 | ✅ リアルタイム水位確認で正確判断可能 | ⚠️ 電池交換が定期的に必要 |
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